
K-POPとアニメの融合が世界中で加速する?!
Netflixで配信中のアニメ『K-POP DEMON HUNTERS』(日本版タイトル:『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』)が、Kカルチャーファンの間で注目を集めています。
韓国のK-POPアイドルたちをモデルにしたキャラクターたちが悪魔を退治しながら活躍するという斬新な世界観に、熱狂的なファンが続出。
SNSでは「このキャラ、誰がモデル?」「〇〇にそっくり!」という投稿が飛び交い、実在のモデル探しで賑わっているとか。
今回は、そんな『K-POPデモンハンターズ』の登場キャラクターのモデルになったK-POPアイドルや韓国俳優たちを、公開情報や現地の反応をもとに徹底解説します。
ライオンボーイズ(사자보이즈)のモデルは?
主人公たちが所属するガールズ・グループ「HUNTR/X(ハントリックス)」のライバルとして登場する、人々を虜にして没落をたくらむ悪鬼ユニット「사자보이즈(ライオンボーイズ)」は、以下の5人で構成されています。
キャラ名 | モデルになった人物(推定) |
ジヌ | チャ・ウヌ(ASTRO)&ナム・ジュヒョク |
ミステリー | ケビン(U-KISS) |
ベイビー | ジミン(BTS) |
ロマンス | ヨンジュン(TXT) |
エイビー | ? |
特に注目されたのが、ジヌのビジュアル。
圧倒的なビジュアルと中性的な雰囲気が「チャ・ウヌそのもの」と話題になり、韓国のSNSでも「남주혁과 은우의 합성같다(ナム・ジュヒョクとチャ・ウヌの合成みたい)」と盛り上がりまた。
女性キャラクターたちの元ネタも超豪華!
キャラ名 | モデルになった人物 |
ルミ(Lumi) | BLACKPINKのジェニーがモデル。ファッションやメイクのディテールもジェニーを彷彿とさせるスタイルで描かれています。 |
ミラ(Mira) | ITZYのイェジをベースに、韓国モデルのアン・ソヨン(Alice)の要素もミックスされています。 |
ジョイ(Joy) | TWICEのチェヨンにインスピレーションを受けたキャラクター。髪型や表情、ダンススタイルまでリアルに再現されています。 |
また韓国語版のボイスキャストとして、キム・ユンジン(セリン役)や、イ・ビョンホン(魔王・クィマ役)が演じるなど、豪華俳優陣の起用も話題を呼んでいます。
歌もダンスも“リアルK-POP”そのもの!
アニメ映画になぜここまで注目が集まっているのでしょうか。
理由のひとつが、本物のK-POPをライブ感覚で体感できるこだわり抜いた演出にあります。
ダンスシーンの振付は、韓国の人気ダンスバトル番組『STREET WOMAN FIGHTER』で人気のトップダンサーリジョンと、世界的クルーJAM REPUBLICが担当。
韓国のアニメスタジオStudio MIRの卓越した作画&3Dモーション技術を使って、アニメとは思えないほどリアルな表現を可能にしました。
楽曲面でも、BLACKPINKのヒット曲を生んだTEDDYをはじめ、ジェナ・アンドリュース(BTS「バター」などを制作)ら世界的プロデューサーが参加。
OSTはSpotifyやiTunesで上位にランクインするなど、音楽単体でも世界的ヒットを記録中。
アニメ×K-POPの融合がここに極まっています。
単なる「なんちゃって」ではない本格的なK-POPソングがたっぷりたのしめるので、K-ポップファンだけでなくここから始めてみようという人にも十分楽しめる作品です。
作中でキャラクターたちが披露する楽曲と実際に歌うK-POP界の人気アーティストたちはこちらです!
曲名 | アーティスト | 備考 |
How It’s Done | Huntr/x(Ejae, Audrey Nuna, Rei Ami) | 進撃の序盤、チーム結成と世界観紹介に使われる激アツナンバー |
Golden | Huntr/x (Ejae, Audrey Nuna, Rei Ami) | 劇中の“I Want”ソング兼アンセム。ビルボード・グローバル200で1位に輝く |
Takedown(テイクダウン) | TWICEの ジョンヨン、ジヒョ、チェヨン | エンドクレジット曲。Huntr/xヴァージョンも劇中使用 |
Your Idol | Saja Boys (Andrew Choi, Neckwav, Danny Chung, Kevin Woo, samUIL Lee) | ライバルグループのデモン的アンセム。US Spotifyで1位を記録 |
Soda Pop | Saja Boys(複数アーティスト) | イントロを彩るポップチューン。 ヒットチャート入り |
知ってると10倍楽しくなる!
『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、ただのアニメ映画ではありません。
韓国カルチャーを深く知っているほど“気づき”が増える、奥行きあるエンタメ作品です。
その楽しみ方のヒントを10個ご紹介します。
『K-POPガールズ デーモン・ハンターズ』見どころ10選
- まるでK-POPのライブ!衣装&パフォーマンスの再現度がすごい
本物のアイドルの振付や動きを参考にしてる?と思うほど、ダンスも衣装もリアル。布の質感や動きまでこだわりが光ります。 - ソウルの街をそのままアニメにしたみたい
弘大(ホンデ)やカフェ街など、ソウルに行ったことがある人なら「あれ見たことあるかも!」とニヤリとできる場面が続々。 - 守護鳥“ガッチ”のデザインがGalaxyっぽい!?
三つ目のカメラのようなデザインは、韓国の人気スマホGalaxyを連想させます。
このキャラ、韓国伝統の守り鳥“カチ”が元ネタです。
異世界キャラとして行動を共にする虎も韓国の守護神です。 - チョソンサジャ(朝鮮時代の死神)が登場するファンタジー世界
ただの悪魔退治アニメじゃない!韓国の伝統や神話も随所に登場し、文化に触れながら楽しめます。 - 観ているうちに“韓国旅行”したくなるディテールの数々
カフェ文化、若者の街、伝統アイテムなど、韓国らしさがぎゅっと詰まった描写が満載。
背景はまるで韓国ロケをしたかのようにリアルで、ソウルを歩いている気分にさせてくれます。 - マスコットたちのグッズ化も狙ってる?
キャラデザインがポップで愛され系。ぬいぐるみやキーホルダーが出たら思わず手に取りたくなるはず。 - 音楽の力で戦うという設定がK-POPらしい
ビートに乗って戦うシーンは、MVそのもの。音楽好きにもたまらない演出です。 - グループの絆が丁寧に描かれている
チームワークや友情のドラマも熱い!仲間を信じて戦う姿にぐっときます。 - “現代×伝統”の絶妙な融合が新しい
スマホやハイテク機器と韓国神話の融合が自然。伝統と未来が同じ世界に溶け込んでいます。 - あちこちに“気づき”が仕込まれている
「このキャラって誰っぽい?」「この建物、あの街に似てるかも」など、視聴者の知識と好奇心を刺激してくれる作り。何度も観たくなる理由はそこにあります。
この作品は、まるでバーチャル世界に入り込んだような感覚で楽しめるアニメ映画。
リアルな韓国の街や文化、K-POP風の演出が盛り込まれていて、見終わったあときっと韓国旅行がしたくなります。
「KPOP DEMON HUNTERS」公式グッズ!
Netflix公式ショップで、Tシャツ、キャップ、マスコットなどが購入可能!ファン必見のアイテムが勢ぞろい
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まとめ:大人もハマる、ネクストK-POPエンタメ
大人世代にも響く完成度の高さと、K-POPらしい世界観が融合した本作。
アニメ×音楽×カルチャーの“体感型エンタメ”として、新たな楽しみ方を提案しています。
K-カルチャーの進化を、ぜひその目で確かめてみてください。
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