スキマ時間活用術5選|副業ブログを続ける時間術

時計と済まし顔の子猫が配置されたスキマ時間活用術のアイキャッチ

慌ただしく過ぎる毎日。「このままでいいのかな?」──そんな思いがふとよぎること、誰にでもあると思います。
あなたは本当にやりたいことできてますか?「今は忙しい」「結局続かない」…そんな理由で、自分の本当の目的が置いてきぼりになってはいないでしょうか。大切な一日を働き疲れに終わらせない、ちょっとした工夫で副業ブログも、学びも、家族との時間も少しずつ取り戻せます。

韓国で暮らす今の私はフルタイムの本業をこなしながら、合間を工夫してブログを運営しています。家族との時間を大切にしながら、夜はNetflixで好きなアニメやドラマに浸ったり、休日には銭湯でリフレッシュしたり──ときには瞑想で心を整えながら、バランスよく充実した毎日を送れています。
ただ、この生活ができるまでには何度か心折れそうになりながら、慣れない海外生活に私なりに適応してきました。
その過程で、人の生き方や考え方をヒントにしながら導き出した時間の使い方を5つの時間術としてまとめました。

レイジーな私が、シビアな韓国社会で生き残るために磨いたノウハウです。
これはブログだけでなく、「忙しいけれど本当は続けたいことがある」あなたにとっても、きっと役立つはずです。


1. “時間がない”は思い込み 5分なら作れる

「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

イチロー

「まとまった時間が取れるまでやらない」──これだとやらない理由が強化されてしまうので、私のおすすめは「少しだけ始める」です。

韓国には「시작이 반이다(シジャギ バニダ)」ということわざがあります。これは「始めれば半分は達成したも同然」という意味で、重たい腰を上げてことをを始める時に背中を押してくれます。

高い壁を自分で作ってしまいがちな人は、ハードルをできるだけ下げることを意識するといいです。
「5分だけやる」「1文だけ書く」と決めると気持ちが軽くなり、とにかく動き出せます。
さらに「ここで終わり」と区切りを先に決めると、不思議と「もう少し続けたい」と思えて継続につながることも多いのです。

完璧主義をいったん横に置き、5分で片づく──「今すぐできること」から動き出す。それが継続の起点になります。

実践のコツは、作業を塊で捉えずパーツに分けること。多くの作業は、実は単純な動作の積み重ねです。

「面倒だな」と思ったら、作業を10分以内で片付く小タスクに分けると、達成感も得やすく無理なくとりくめます。
終わったら「ソファに寝転んでアニメの続きを観る」「気分転換にカフェでネタ探しをする」など…小さなご褒美を用意しておくと、さらに始めやすくなります。


2. やらないことを決めて時間を断捨離

続かない最大の理由は「全部やらなきゃ」という思い込み。

仕事や勉強で成果を出し続ける人に共通するのは、やらないと決めていることがはっきりしていることなんです。時間は増えるわけではありません。だから何を捨て何を得るかという考え方がどうしても必要です。

ブログの記事は完璧に仕上げてから公開、SNSは毎回全力…では息切れします。そこで大切なのが、“やらない”を先に決めること。

  • 記事はまず公開、細部は後で直す(草稿60点でOK)
  • SNSは重要な投稿だけに絞る(毎日はやらない)

“引き算”ができると、時間と気力に余白が生まれます。空いた分をブログ・家族・心身の回復に再配分しながら自分の時間軸を強化しましょう。


3. AIに投げて壁打ちし、考えを整理しよう

「これで合ってる?」「どう進める?」──誰しも思考が滞ることはありますが、AIは心強い相棒として伴走してくれます。未完成のままのアイデアでOK。読者像の言語化、見出しの並び替え、5分タスクへの分解など、ちゅうちょなく次の一手をうながしてくれます。

AIをこれから使い始める人は、まずは日常のちょっとした場面から試すのがおすすめです。
以下のような簡単なプロンプトなら、すぐに活用できます。

  • 「ブログ収益化のポイント箇条書きにして」
  • 「冷蔵庫にある材料(トマト・豚ひき肉・チーズ・たまご)を使って30分で作れる子供もたべやすい献立を3つ提案して」
  • 「カフェでできる5分間リフレッシュ法を教えて」
  • 「旅行前日にやることを忘れないようにリスト化して」
  • 「英語での簡単な自己紹介文を100字以内で作って」

4. 自分の“優先順位”を持つ

優先順位は行動にあらわれる

マハトマ・ガンジー

時間管理における最大のハックは「自分の優先順位を持つ」ことです。
優先順位は常に変わり、人によっても異なります。
他人の都合に振り回されてばかりでは自分の時間を生きられず、逆に我を通しすぎれば社会で孤立してしまう。大切なのはそのバランスです。

韓国社会に根付く「빨리빨리(パリパリ=早く早く)」文化は、直近では5GやChatGPTの爆発的普及に象徴されるように「とにかく速く取り入れる」姿勢を支えてきました。
日常生活にもその感覚は浸透しています。たとえば信号機のない横断歩道では、車が先に通り抜けてしまうことが珍しくありません。
日本なら歩行者優先が常識ですが、韓国では「車が先に行くほうが全体がスムーズ」と合理的に考えられるのです。
こうした小さな行動にも、빨리빨리文化のスピード感がにじみ出ています。

もちろん「速さ」を優先しすぎると、本当に重要なことが後回しになりがちです。
ここで役立つのが緊急度×重要度マトリクス。やるべきことを「すぐやる/計画する/任せる/やらない」に振り分けるだけで、優先度がクリアになります。

緊急度×重要度マトリクス

やることを「緊急/非緊急」「重要/重要でない」の4象限に分ける時間管理法(アイゼンハワー・マトリクス)。色で優先の強弱がひと目で分かります。

  緊急 緊急でない
重要 すぐやる
例:締切直前の仕事/急なトラブル
計画してやる
例:ブログ執筆/学習/健康管理
重要でない 任せる
例:電話対応/定型の雑務
やらない
例:目的のないSNS/惰性の閲覧

この表に当てはめるだけで、今日やるべきこととやらなくていいことが一瞬で見えてきます。

빨리빨리文化の強みを活かしつつ、見失いがちな「重要だが緊急でないこと」──学習やブログ執筆、家族との時間──を確保できるのです。

タイムハックの基本は、「緊急なこと」に追われず「重要なこと」に集中できる自分でいることです。時間管理のコツは、不要なことをやめる勇気を持ち、その分の時間を「緊急ではないが重要なこと」に振り向けること。これが優先順位を正しく整え、充実した毎日を作っていきます。
達成できた日に入るお風呂のひとときは格別です!

5. 執着せず“変化に適応”する

計画どおりにいかない日は必ず来ます。以前の私は「できなかった」で自己否定していましたが、今は 「今日は無理でも、明日から」 と受け止めます。大事なのは完璧ではなく継続。

  • 記事が書けない日は写真整理
  • 学習が無理なら音声だけ聞く

代替案を持てば継続は途切れません。

また、夜には数分の瞑想で呼吸を整え、心をリセット。執着を手放すと不思議と継続が軽やかになり、「また明日もやれる」という気持ちが湧いてきます。小さなご褒美:「また明日やれる」という軽さを持って眠りにつく。翌朝の着手が驚くほど早くなります。

まとめ|忙しくても、続けられる。

一度はブログを挫折した私でも、以下の5つで再び続けられるようになりました。

  • 5分から始める(作業をパーツで見る)
  • やらなくてもいいことを知る
  • AIに壁打ちする
  • 自分の“優先順位”を持つ
  • 執着せず“変化に適応”する

無理を減らし、心に余裕をつくると、カフェで一息つく時間や、韓ドラやKポップを楽しむ時間、銭湯や瞑想で整える時間が自然と生まれます。

いかがでしたか?
あなたの「時間」という白いキャンバスを素敵なカラーで彩ってください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました