
「literally means」を使って、名前や地名の由来を説明できるということを学びました。
今回は筆者の出身地でもある「鎌倉」の地名の由来を英語で挑戦します。
地名に隠された固有の物語 ⛩️
地名は、人の営みにおいて、個人の名前と同じく不可欠で重要な「言葉」です。
東京、上野、横浜、京都など、地名を形作る漢字にはそれぞれ意味があり、日本人であれば、その意味を理解しているのは当然のことと言えるでしょう。
しかし、英語圏の人々にとって、これらの漢字は意味を持たない単なる音にすぎません。
Tokyo、Ueno、Yokohama、Kyotoといった地名を見ただけでは、その由来を知ることはできません。
例えば、東京が「東の京都」を意味するといったことは、特に教わらなくても日本人なら想像がつきますが、彼らにとっては、まるで暗号を解読するような作業なのです。
漢字を持たない彼らにとって、日本の地名や名前の一つ一つに独自の物語があることは、非常に興味深く映るでしょう。あなたが住む地名の由来には、日本人の精神性や文化が象徴されており、外国人が日本を深く理解する上で大いに役立つはずです。
前置きはこれくらいにして「literally means」という表現を使った、地名の由来説明に挑戦していきます。
はじめに「鎌倉」の地名の由来について理解しておきます。
「鎌倉」という地名の生い立ち
「鎌倉」という名前は、2つの漢字で構成されています。
- 鎌(Kama)は、本来は「草を刈る鎌(sickle)」を意味しますが、この古い文脈においては、「かまど(cooking stove)」を指しています。
- 倉(Kura)は、文字通りには「蔵・倉庫(storehouse)」を意味しますが、ここでは「谷」や「隠れた場所」を象徴しています。
「literally means」を使って英語で説明してみる
英語で「文字通りには〜を意味する」と言いたいとき、“literally means” という表現が非常に便利です。これを使って、鎌倉の地名の由来を英語で整理してみます。
鎌倉に長く住んでいる人なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、改めてその二つの漢字が持つ本来の意味からの再解釈までを英文化しています。
The Meaning Behind the Name “Kamakura.”
The name Kamakura is written with two kanji characters: 鎌 (Kama) and 倉 (Kura).
- “Kama” literally means a sickle, but in this case, it refers to a Japanese traditional cooking stove “kamado“.
- Kura literally means a “storehouse,” but here it signifies a valley or a “hidden place.”
地形由来タイプの地名
この名前は、鎌倉という土地が持つユニークな「天然の要塞」としての地形を完璧に言い表しています。鎌倉の街は、東・西・北の三方を山に囲まれ、南側だけが海に向かって開いています。
昔の人々にとって、この地形は伝統的な「かまど」のように見えたと想像できます。
三方が「蔵(くら)」のように閉じられ、一方向だけが開いている。この天然の「かまど状の地形」ゆえに、武家政権が鎌倉を本拠地として選んだとしても納得がいきます。
他にも身近な地名や名前の由来を英語で言えるようにしておくのも、日本文化に関心を持つ海外の友人との会話のネタとしては面白いかなと思います。
結び
漢字を持たない彼らにとって、日本の地名や名前一つひとつに固有の物語が込められていることは、とても新鮮で魅力的に映るはずです。
あなたが暮らす地名の由来には、日本人が長い時間をかけて育んできた精神性や文化が象徴されています。
今学んでいる英語で、そうした地名や名前の背景を語れるようになることは、世界が日本をより深く理解するための大きな手助けになるでしょう。
そして――
ご自分の名前の由来を英語で説明できるようになれば、自己紹介の場でもきっと強い印象を残せるはずです。




コメント